Display Conversion Kit 概要
Display Conversion Kit (ディスプレイコンバージョンキット)はDefi-Link Display VSD CONCEPTをご使用になられている方向けに発売した、ターゲットスクリーン付きのVSD Xの表示器のみのキットです。
コンバージョンキットを使用する場合、D.C.Unitやハーネス類はVSD CONCEPTのものをそのままご使用いただくことになるので、機能はVSD CONCEPTのまま変更はありません。
ターゲットスクリーンだけをVSD CONCEPTの表示器に取り付けることはできませんので、表示器本体を取り替える必要があります。
ディスプレイコンバージョンキットは2010年4月に生産終了となりました。
品番:Display Conversion Kit (コンバージョンキット) DF05705
価格:18,000円(税別)
ディスプレイコンバージョンキット構成部品
品名 | 個数 |
表示器(ターゲットスクリーン・ハーネス2.5m一体型) | 1 |
DIMセンサー(ハーネス0.15m一体型) | 1 |
取扱説明書 | 1 |
アンケートはがき | 1 |
↓ここから付属品セット[※補修パーツあり] | |
両面テープ | 2 |
M4ボルト・ナット・ワッシャ― | 各1 |
タッピングネジ(取付台固定用) | 2 |
取付金 | 1 |
ピタック | 4 |
エレクトロタップ | 6 |
特長
■ターゲットスクリーンの採用により車検に対応(新VSD方式)
■視認性に優れ、目に優しい高品位表示(超高輝度VFD採用、ブルーグリーン色)
■自動調光システム搭載(専用DIMセンサー付属)
■超高輝度LEDツインインジケーター搭載
■取り付け自由度の高い、新機構専用取り付け台付属
ディスプレイコンバージョンキットの取り付け方
ディスプレイコンバージョンキットはVSD CONCEPTの表示器とVSD Xの表示器を交換するためのものです。D.C.Unitやセンサー・ハーネス類の配線はそのままに、表示器だけを取り替えます。表示器の設置方法についてはディスプレイコンバージョンキット取扱説明書のPDFファイル(200KB/取付方法のみ)をご参照ください。
DIMセンサーは表示器と1対1で輝度の調整をしているため、表示器に付属しているものと必ずセットでご使用ください。
Defi-Link Display VSD CONCEPTにターゲットスクリーンだけを取り付けできない理由
VSD Xの表示器は一見するとVSD CONCEPTにターゲットスクリーンを付けただけのように見えます。しかし外側も内部機構も専用で設計しているため、仮にVSD CONCEPTの表示器にターゲットスクリーンのみを装着しても、投影角度が違うため、ターゲットスクリーンに表示は映りません。
上図はVSD XとVSD CONCEPTの表示器から表示(光)の出る角度を示したものです。VSD Xは運転方向前方に向かって出ているのに対し、VSD CONCEPTは運転手側に向かって出ているのがわかります。VSD CONCEPTにVSD Xと同じようにターゲットスクリーンを設置しても表示が映らないのです。
また、VSD CONCEPTの表示器にスクリーンだけを取り付けると仮定すると、スクリーンのサイズ(縦の長さ)はフロントガラスのように大きなものが必要です。さらにスクリーンだけでなくフロントガラスにも表示が映り、二重表示になってしまいます。
※フロントガラスの角度は車両によって異なります。フロントガラスの角度が立っている場合、VSD Xでも二重映りする場合があります。(例:キューブ、ラパンなど