「日本ライセンス協会」年次大会で知的財産部が基調講演/テーマは、ヘッドアップディスプレイと知財活動
当社の 技術本部 知的財産部シニアマネジャー・弁理士の小林宣章は、7月12日、新潟コンベンションセンター・朱鷺メッセで開催された『2024年度 日本ライセンス協会・新潟年次大会』に於いて登壇し、「ヘッドアップディスプレイと知財活動」と題した基調講演を行いました。
▼登壇する小林シニアマネジャー
日本ライセンス協会(Licensing Executives Society Japan/通称LES Japan)は、33の地域協会と1万人以上の会員を擁する国際的な団体であるLicensing Executives Society International(LESI) を構成する協会の一つとして、技術、特許、ノウハウ、商標、ソフトウェア、デジタルコンテンツなどを含む知的財産のライセンス、技術協力等全般に関与している企業のトップマネージメント、リーダー、実務者、弁護士、弁理士などの法律専門家に加えて、学界や官界などでこの分野に知識を持った有識者などから構成され、異なったキャリアを持った人達が、親しく同じ場で交流できる、他に見られないユニークな団体です。日本ライセンス協会の会員は、種々の会合や、機関誌、研究報告などを通じて、その知識、経験、情報を交換して相互に啓発し、自分の専門レベルを高め、共通の関心を持つ問題を円滑に解決して行こうという目的で、地道に活動を続けています。
【▲日本ライセンス協会 Websiteより引用 / https://www.lesj.org/ 】
▼開会式:日本ライセンス協会会長/新潟県副知事も来賓としてご出席されました
このたび、「2024年度(第45回)日本ライセンス協会 年次大会(新潟大会)」が朱鷺メッセ(新潟コンベンションセンター)とホテル日航新潟を会場に7月12日~13日の期間、開催されました。
【大会プログラム ➡ https://www.lesj.org/event/yearly_2024/outline/ 】
当社・知的財産部は、7月12日、朱鷺メッセ・国際会議場で行われた 開会式後の「基調講演Ⅰ」に登壇し『日本精機のヘッドアップディスプレイと知財活動』と題して、小林宣章シニアマネジャー(弁理士)が講演しました。また、「基調講演Ⅱ」では、『世界初・新潟大学発「日本酒学(Sakeology)」の挑戦』という内容で新潟大学日本酒学センター・副センター長 岸保行様が講演しました。
当社講演の内容は以下の通りです。
Ⅰ.日本精機株式会社・企業紹介
Ⅱ.ヘッドアップディスプレイとは(製品紹介と知財内容)
Ⅲ.自社技術を活かした社会課題の解決(取組み紹介と知財内容)
Ⅳ.知財活動について(当社の活動紹介)
質疑では、「例えばインドなどのグローバル拠点における発明発掘について、どのような活動を実施、検討をされていますか」、「模倣品の状況ならびに対策はどのようにしていますか」、「国際出願を何処にするかといった考え方・戦略はどういったところを意識していますか」等々の問いかけに対して、弊社の取り組み内容を真摯にお応えさせて頂きました。
▼質疑応答の様子
▼知財活動に関する内容・スライド
また、会場にヘッドアップディスプレイのサンプル機と、そのキーパーツとなる凹面鏡を展示し、実際にご体感いただきました。初めてヘッドアップディスプレイを体験する方々が多く、「綺麗な表示で、素晴らしいですね。運転が楽になりそうです」といった好意的なコメントが多数寄せられました。
▼ヘッドアップディスプレイ体感コーナーの様子
▼写真右がヘッドアップディスプレイ・サンプル機、机中央に凹面鏡を3点展示
わたしたち日本精機グループは、技術を進化させることで社会課題に対応した製品・サービスの開発を行い、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。そして、SDGs(持続可能な開発目標)並びに ESG(環境・社会・法令遵守)活動を推進することで持続可能な社会の発展に貢献し、地域社会との交流を図りながら地元/地域に親しまれる企業を目指し、地域活性化にも貢献してまいります。併せて、将来を担う次世代人財育成の取り組みも推進してまいります。
【報道ニュースLink】(※閲覧には期限があることをご承知おきください。)
・日本経済新聞 ➡ 日本精機と新潟大学、日本ライセンス協会の大会で講演 – 日本経済新聞 (nikkei.com)