知的財産部が「新潟県発明協会」講演に登壇/発明協会の社会貢献事業を支援
当社の 技術本部 知的財産部シニアマネジャー・弁理士の小林宣章は、6月6日「一般社団法人 新潟県発明協会」の令和6年度 定時総会後の講演会に於いて登壇し、講演を行いました。
▼登壇する小林シニアマネジャー
▼特許の事例紹介(ヘッドアップディスプレイにおける太陽光対策)
「新潟県発明協会」【※】は、知的財産の創造・保護・活用を支援し、特許・商標・意匠等の知的財産権制度の普及、活用支援などを行うとともに、次代を担う少年少女の創造性開発・育成支援を行っています。そして、新潟県等の行政機関や中小企業支援機関などと連携し、活動をしています。
【※】社団法人発明協会は、発明奨励、知的財産権の普及啓発等を通じてわが国の科学技術の振興、経済の発展に寄与している全国規模の団体です。平成23年3月末日に各道府県の支部を分離し、各支部は独自の法人格を持つ団体となりました。社団法人新潟県発明協会は、従来実施していた発明奨励、創意工夫の醸成、特許等知的財産権の普及啓発の諸事業を引き続き行い、新潟県の産業の発展に貢献したいと考えており、この趣旨に賛同いただく会員の支えにより成り立っている一般社団法人です。
( Website ➡ https://www.niigata-i-cube.com/ )
当社は「新潟県発明協会」の企業会員の一社として協会の社会貢献事業を支援しており、このたび 令和6年度の定時総会にあわせて講演しました。演題を『ヘッドアップディスプレイと知財活動』として、「Ⅰ.日本精機・企業紹介」、「Ⅱ.ヘッドアップディスプレイとは(製品紹介と知財内容)」、「Ⅲ.自社技術を活かした社会課題の解決(取組み紹介と知財内容)」、「Ⅳ.知財活動について(当社の活動紹介)」の内容を会員の方々にご紹介しました。
▼意匠登録の事例(「CO2Lamp」CO2濃度測定器)
▼特許の事例(「Holfee」2D簡易マシンガイダンス)
質疑では、「発明奨励の制度設計をどのようにしていますか」とか、「出願の質を向上させるために気を付けていることは」といった問いかけに対して、弊社の取り組みを真摯にお応えさせて頂きました。
登壇した知的財産部 小林シニアマネジャーからは、「ヘッドアップディスプレイに取り組む当社の取り組みと合わせて、知的財産部の活動を県内企業の皆様にご紹介できる機会を得られて、本当に良かったと思います。そして、知財を扱う方々と意見交換が出来たことにより、非常に有意義な場になりました。」といったコメントがありました。
▼会場内にヘッドアップディスプレイのサンプル機と凹面鏡(写真左の部品)を用意し、ご体感いただきました
わたしたち日本精機グループは、技術を進化させることで社会課題に対応した製品・サービスの開発を行い、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。そして、地元に親しまれる企業を目指し、地域の発展にも貢献、将来を担う次世代人財育成の取り組みに関しても、推進してまいります。