お知らせ
2024.08.07

長岡造形大学との産学連携授業による『地域協創演習』 ~学生とのコラボ授業で、“Beyond the 「CO2 Lamp」”

公立大学法人 長岡造形大学(所在地:新潟県長岡市、学長:平山育男)と当社・日本精機株式会社は、産学連携による2024年度の地域協創演習の取り組みを、8月5日~6日の二日間に亘ってスタートしました。

▼日本精機の概要/事業/製品等を紹介(民生ビジネス本部:宮澤泰人 本部長、民生商品開発:高橋崚さん)

授業(プロジェクト)名は、『地域協創演習2024』と題し、日本精機がコロナ禍に発売したB to C商品「CO2 Lamp」(CO2濃度測定器)の“第2弾”となるような発想・アイデアを導き出す意図があります。センサー技術、情報可視化技術を活かした提案をし、「何を測定し、何を見えるようにするのか」、「デザインはどうするのか」、それによって「生活がどのように便利に(もしくは楽しく)なるのか」を考えます。その後、秋の(9月中旬を予定)成果発表プレゼンテーションでは実働するモックアップを作成することを目標とします。

▼民生ビジネス本部 製品紹介

▼ヘッドアップディスプレイ・メーター製品の紹介、実物体感

当社としては、長岡造形大学が持つ幅広いデザインに纏わる知見と、学生の斬新な発想/着想/アイデアが活用されることによって、ニーズ発の具体的な製品化へのストーリーが導き出されることを期待しています。また、学生にとっては、地域の企業と連携して自身のアイデアを世の中に発信する機会/チャンスとなり、ビジネス的な視点を授業において身に付けながら想いをカタチにするスキル習得も企図しています。

▼演習授業(空調リモコンなど分解・体験/中身の部品、構造の理解)

▼演習授業(壁面ホワイトボード一面に「CO2 Lamp」第2弾アイデア書き出しワーク)

▼演習授業(出席メンバーへのアイデア披露、発表会)

▼演習授業(アイデア具現化の制作/制作相談や現段階での説明発表)

【真壁 友 教授(デザイン学科)コメント】https://www.nagaoka-id.ac.jp/about/teacher/list/makabe_tomo/
日本精機さんとの地域協創演習は、企業の開発者の視点・意見・考え方を、学生の皆さんがダイレクトに受け取ることのできる貴重な機会だと思います。普段の授業において、教授の我々からは中々伝えることのできない内容に溢れており、期待しています。

日本精機グループは、更なる持続的成長を遂げていく為に、“マーケットイン”の考え方をもち、未来の環境変化・ニーズを見据えアイデアの具現化を志向してまいります。併せて、ESG(環境・社会・企業統治)活動の一環として、地域社会への貢献・人づくり活動にも取り組んでまいります。そして、わたしたち日本精機グループで働く従業員が、志(モチベーション)を高く抱き、自らの成長を実感する活動/イノベーションができるよう取り組んでまいります。