長岡造形大学との産学連携授業による地域協創 ~学生のデザイン思考で、生活の中における情報可視化に挑戦!
公立大学法人 長岡造形大学(所在地:新潟県長岡市、学長:馬場省吾)と当社・日本精機株式会社は、産学連携による地域協創演習の取り組みを、2023年度5月からの新年度授業においてスタートしました。
▼日本精機のセンサー技術・製品を紹介(写真右:児玉忠 民生技術部マネジャー)
授業(プロジェクト)名は、『生活の中における情報可視化 ~地域協創演習2023』と題し、日本精機の持つセンサー技術、情報可視化技術を活かした日常品の提案をして頂きます。何を測定し、何を見えるようにするのか、それによって生活がどのように便利に(もしくは楽しく)なるのかを考えます。プレゼンテーションでは実働するモックアップを作成することを目標とします。
▼演習授業の様子/当社紹介や製品紹介
▼メーターやセンサー製品の実物を紹介
▼ヘッドアップディスプレイを展示サンプルで体感
当社としては、長岡造形大学が持つ幅広いデザインに纏わる知見と、学生の斬新な発想/着想/アイデアが活用されることによって、ニーズ発の具体的な製品化へのストーリーが導き出されることを期待しています。また、学生にとっては、地域の企業と連携して自身のアイデアを世の中に発信する機会/チャンスとなり、ビジネス的な視点を授業において身に付けながら想いをカタチにするスキル習得も企図しています。
▼演習授業の様子
【授業の概要】
<内容>
日本精機・民生ビジネス本部の協力で行う授業。日本精機の測定、情報可視化の技術を利用することを前提にセンサーや表示器を使い、家庭内で使う日常品(道具)の提案を行う。授業では、生活の中から可視化する対象を見つけ、相応しい可視化の方法を提案し、実装する。また、その可視化により生活がどのように便利になるのかの提案を行う。
<授業計画>
・5月:日本精機の会社概要、製品・技術紹介
・6月:アイデアワークショップ、センサー等実装に向けた実践入門
・7月:アイデア+プロトタイピング
・8月:デザイン作業、モデル制作
・今秋:プロトタイプモデル発表・最終プレゼンテーション
▼センサー技術紹介の様子
日本精機グループは、更なる持続的成長を遂げていく為に、“マーケットイン”の考え方をもち、未来の環境変化・ニーズを見据えアイデアの具現化を志向してまいります。併せて、ESG(環境・社会・企業統治)活動の一環として、地域社会への貢献・人づくり活動にも取り組んでまいります。そして、わたしたち日本精機グループで働く従業員が、志(モチベーション)を高く抱き、自らの成長を実感する活動/イノベーションができるよう取り組んでまいります。