ニュースリリース
2023.12.04

国土交通省が運用する『NETIS:新技術情報提供システム』に「Holfee(2D簡易マシンガイダンス)」が登録されました ~公共工事で活用頂くと、工事成績評点に加点

当社のセンサー・センシング技術を活用した小型バックホウ(掘削用建機)向け2D簡易マシンガイダンス・システム [製品名]『Holfee(ホルフィー)』を、『NETIS(ネティス)』【※】に申請し、このたび登録されましたので、お知らせいたします。

【※】NETISとは、新技術情報提供システム(New Technology Information System)の頭文字をとった言葉で、国土交通省が運用する新技術の活用のためのデータベースのことです。

【Holfee・NETIS登録ページ】➡ NETIS (mlit.go.jp)
【技術概要】小型バックホウ用後付2Dマシンガインダンス「Holfee(ホルフィー)」( KT-230220-A )
本技術は、簡易に着脱かつ設定可能な小型バックホウ用後付2Dマシンガインダンスである。従来は丁張を用いてオペレーターや計測員の目視で掘削していた。本技術の活用により、労務費が低減できるため、経済性の向上を図れる。

このたびHolfeeがNETIS登録されたことで、以下のメリットが期待できます。【NETIS・Websiteより引用】
◆建設事業者がNETISを活用するメリット
主に建設事業者はNETISに登録された技術を活用することで次のようなメリットを得ることができます。
1.入札時、総合評価方式での提案において加点の対象になり、技術評価点の向上が見込めます。
2.NETIS技術を活用することで効果的な施工が期待できます。
3.完成後、工事成績評定にて加点される場合がございます。

◆NETIS登録申請者にとってのメリット
前述のように施工側にとってメリットがあり、かつ、一定の信頼性の証となるため次のようなメリットが期待されます。
1.発注者、施工業者、コンサルタント等に、より活用される機会が増える事が期待できます。
2.実際に多くの事業者に採用されれば、技術の改善・確信につながる可能性があります。
3.多く採用されかつ評価が優秀な場合「有用な新技術」に選定され、「活用推進技術(新技術活用評価会議(○○地方整備局)」という名称を使用できます。

NETISは登録者にも利用者にも大きなメリットのある制度になります。

【Holfeeとは】
小型バックホウへの簡易なセンサーユニット設置と、簡単なスマートフォンアプリインストールによって、水平面・法面(のりめん:人工的な地面の傾斜面)施工においては、オペレーターに地面掘削深度がガイドされ、容易に熟練作業ができるようになります。昨今の建設業界における人手不足、熟練工技術の継承問題に一役買うガイダンスのシステムです。地面掘削の現場において、目標とする掘削の深さ・勾配に関する情報がオペレーターに伝わることで、施工作業の一助となります。
(詳しくは、こちら▼)
日本精機株式会社|事業内容|車載計器事業|センサー製品|Holfee|2D簡易マシンガイダンス (nippon-seiki.co.jp)
日本精機株式会社|ニュース|ミニショベル向け ガイダンスシステム『Holfee/ホルフィー』を開発 ~建設業界の熟練技術の継承に一役。センシング技術でICT施工/スマホ画面を見ながら綺麗に地面掘削 (nippon-seiki.co.jp)

わたしたち日本精機グループは、社会課題を解決できるように「マーケットイン」(顧客目線・利用者/使用者目線)の思考で、新たな価値創造・イノベーション創出を目指し、社会の発展に貢献してまいります。

【報道ニュース】新潟建設新聞(許可を得て掲載させて頂いております。)
新潟建設新聞_日本精機_NETIS登録