長岡市役所に『テレイーズ/Teleyes』(視線一致カメラシステム)の試験導入が決定 ~オンラインでも“相手の目を見て”会話。より対面に近いオンライン相談で“安心感”をご提供
当社が新たに開発した視線一致カメラシステム『テレイーズ(Teleyes)』を、長岡市役所に試験的に導入することが決まり、11月25日、長岡市長記者会見にて、磯田達伸 市長 および 当社 民生ビジネス本部長・執行役員の宮澤泰人より、その発信がありました。
【長岡市:磯田市長の会見の様子】
長岡市では現在、戸籍や国民健康保険料の納付などに関する相談のために市民の方が「支所」の窓口へ来庁した場合は、必要に応じて「本庁」の職員がWeb会議システムを活用して応対しています。ディスプレイに映る相手に向かって話をする際に、“目線が合いにくい”という課題がありました。『テレイーズ』のシステムでは、対面相談の基本である「相手の目を見て話をする」ことが実現できるようになります。より対面に近い形でオンライン相談業務が可能となることで、長岡市民の皆様には、より安心感をもってご相談頂くことになります。
【テレイーズ:使用イメージ写真】
試験導入の対象は、支所に来庁した市民と、本庁にいる職員がオンラインにより相談を行っている業務のうち、「戸籍に関する相談」、「国民健康保険料・後期高齢者医療保険料に関する相談」です。なお、打ち合わせなどのWeb会議用としても活用を検討しています。試験導入後、運用の状況や効果等の検証をして、本格導入が検討されます。
会見では、磯田市長より、「私も試しましたが、搭載されたカメラによって、目線が合うよう相手に画が届くことに驚きました。これまで、リモート会議や外部との打ち合わせでは、『どこを見たらよいか』又、『相手にどのように自分が見えているのか』ということが気になっていました。テレイーズで、視線一致、相手と繋がる意識やコニュニケーションの向上が図れると思います。市民の方々にも安心してご相談できることを実感して頂きたい」という主旨のコメントがありました。当社 宮澤執行役員からは、『テレイーズ』の特長・システムの概要について詳しく説明をさせて頂きました。そして、会見場となった長岡市役所のある「アオーレ長岡」施設内 大会議室に於いて、実際に『テレイーズ』でのオンライン会議の様子を見て頂きました。
【会見:写真中央 マイクでの宮澤執行役員の応答】
【オンライン会議の実演画面】
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【今回の長岡市との取り組みに携わったメンバー】
【テレイーズ概要】
視線一致カメラシステム「Teleyes」概要