『TISAX』認証取得~ドイツ自動車工業会の定める情報セキュリティ審査をクリア
日本精機株式会社は、ドイツ自動車工業会が策定したTISAX(Trusted Information Security Assessment Exchange/ドイツ自動車業界のサプライチェーンを対象とした情報セキュリティ審査基準)の認証を取得し、12月3日、TISAXのENX協会【※】が運営するポータル(ENXポータル)に当社TISAX認証ラベルが登録されました。
※ENX協会…European Network Exchange協会
ドイツ自動車工業会はTISAXを設計、設立した主体。その運用・審査プロセスは「ENX協会」に委託。
TISAX審査の結果は、ENX協会が運営するポータル(ENXポータル)に登録。
自動車業界では、技術情報や顧客情報を他社と連携し、製品開発やサービスの共同提供を行っています。自動車メーカーは自社だけでなく、部品サプライヤーを含む提携先の情報セキュリティ対策が十分に行われているかを担保する必要があり、これが「TISAX」策定の背景にあります。
「TISAX」認証の仕組みは、ドイツ自動車工業会がサプライヤーにおける情報セキュリティの保護水準を維持するためのもので、サプライヤーに対する情報セキュリティの審査方法を共通化し、ドイツ自動車工業会に所属する自動車メーカーがその結果を共有できるというものです。
ドイツの自動車メーカーは、海外の取引先となる日本のサプライヤーに対しても、新規または継続取引の条件として、「TISAX」認証取得を求める傾向にあります。当社としても、ドイツ自動車工業会の複数のカーメーカーとの取引があり、その関連情報を取り扱う企業としての責務を速やかに果たすべく、「TISAX」認証取得に至りました。当社が「TISAX」審査をクリアしたことで、ドイツにおける情報セキュリティの品質保証対応が果たせ、一定のセキュリティ水準が確保されたことになります。
日本精機グループは、時代に即した体制を整えることで、これからもお客様に価値の高い製品・サービスを提供し、お客様の更なる発展に貢献できるよう努めてまいります。